犬がしっぽを振るのは「うれしい」サインとして知られていますが、猫の場合は少し事情が違います。猫のしっぽは感情のバロメーターで、振り方や動かす速さによって、機嫌がいいときもあれば、いら立っているときもあります。
この記事では、猫がしっぽを振るときの気持ちを「振り方別」に整理し、そのときにどう接してあげればいいかまでをやさしく解説します。しっぽのサインを読み取れると、猫との毎日のやりとりがぐっとスムーズになります。
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- 猫のしっぽは感情を映す“バロメーター”
- バタバタ大きく振るのは不機嫌・興奮のサインが多い
- 先だけピクピクは軽い反応、ゆらゆらは考え中やリラックス
- 触ってほしくないサインのときはそっとしておくのが正解
猫がしっぽを大きくバタバタ振るとき
床を叩くように大きくバタバタと振っているときは、多くの場合いら立ちや興奮を表しています。なでている最中に急に始まったら「もう十分」の合図のことが多いので、いったん手を止めてあげましょう。無理に続けると、噛む・引っかくなどのサインに発展することもあります。
先だけピクピク・小刻みに動かすとき
しっぽの先だけを小さく動かしているのは、軽い興味や反応を示しているサインです。名前を呼ばれたときに寝たままでしっぽの先だけ返事をするように動かすこともあり、これは「聞こえているよ」という余裕のある返事です。
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ゆっくり大きくゆらすとき
座ったまま、または横になったままでしっぽをゆったりと左右に揺らしているときは、リラックスして考えごとをしているような状態です。獲物を狙う前に集中して小刻みに動かすこともあり、遊びに誘うチャンスでもあります。
しっぽを立てて近づいてくるとき
しっぽをピンと立てて先を少し曲げながら寄ってくるのは、親しみや甘えの気持ちのあらわれです。子猫が母猫に近づくときの名残とも言われ、飼い主への信頼を示す代表的な友好サインです。
よくある質問
いいえ。犬は喜びでしっぽを振りますが、猫は不機嫌や興奮のときに大きく振ることが多く、意味は逆になりがちです。振り方と全身の様子をあわせて見ましょう。
「もうやめて」のサインのことが多いので、なでるのを一度やめて様子を見てください。続けると噛みつきに発展することがあります。
「聞こえているよ」という余裕のある返事です。無理に起こさず、そっとしておいてあげましょう。
まとめ
猫のしっぽは、大きく振れば不機嫌、先だけ動かせば軽い反応、立てて近づけば親愛——と、振り方で気持ちが大きく変わります。しっぽだけでなく、耳や姿勢、鳴き声もあわせて観察すると、愛猫の気持ちがぐっと読み取りやすくなります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。体調やしつけなど個別のお悩みは、かかりつけの獣医師など専門家にご相談ください。
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